喉が痛い時に処方されるクラビットで感染症を防ぐ

ある日急に喉が痛いと感じるようになり、食事も喉を通らない、唾液を飲みこむだけでも痛みが出てしまい顔をしかめる…こんな状況になったという人も多いのではないでしょうか。これらの症状は咽頭炎から来るものが多く、その痛みは通常、無治療の状態でも2週間程度で改善することが多いと言われています。しかしながら、とにかくこれらの症状は痛いので、生活に支障をきたすということも多くあります。そんな時に病院にかかり耳鼻咽喉科で診てもらうとよく出る処方の一つに、クラビットがあります。クラビットは、ニューキノロン系と呼ばれる抗生物質の一つであり、その広い抗菌スペクトルからさまざまな感染症予防に効果があることが知られていて、非常によく用いられます。日本は欧米に比較して抗生物質の処方量が多いとよく言われますが、その中でもかなり処方量の多いものであるということが言えるかもしれません。感染症のリスクを減らすことはもちろん大切ですが、クラビットに限らず薬については適切な使用が担保されるということが重要です。症状が改善して痛い状態がなくなっても、耐性菌が出てくるというのを防ぐためにクラビットを飲み切る必要があるなど、服用に際しては注意点が多くあります。ただ単に感染症を減らすということの他に、目的があって処方されていることもあります。まずは受診した際の医師に確認することですが、医師の説明はもちろんのこと、薬については専門家である薬剤師によく相談してみることが、適正使用には最も近道であると言うことができます。咽頭炎で辛い思いをしているのに病院で長い時間待ってさらに調剤薬局で待つというのは本当に厳しいものですが、それは医師や薬剤師が私たちに必要な情報をしっかりと提供しているから、という側面もあるのです。